夏が似合わない夏男たち

東京のミュージシャンで
大森元気という男がいる。
以前「残像カフェ」というバンドで活動していた。
僕らも何度か共演させてもらってる。
彼の外見は「レトロ」「浪人生」「インドア」である。
でも彼と話しをしていると
すごく「アバンギャルド」で礼儀正しく情の深い人で、
内に秘める情熱は僕なんかよりだいぶ熱い。
活動的で社交性もある立派な大人だ。
何よりも僕の他愛なくオチの無い話を
聞いていても最後まで相づち打ちながら聞いてくれる優しい人。
実は見た目とは逆に夏という季節がお似合いだと
彼の歌を聴いてると思う。
チューブやサザンの「夏のイメージ」とは違う。
夕立の後のアスファルトの匂いやアイスキャンディー(ソーダ味)、
風鈴の音色や打ち水の風景がよく似合う。
ちなみに、東京の「パウンチホイール」というバンドの青木君の歌も
夏を感じてしまう。(本人も夏が大好きと言っていたし)
二人とも最近は会わないけど元気でやっているかなぁ?
できれば夏にお会いしたい。
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